基本を練習する
スカッシュのサーブの打ち方|構え・狙い方・よくあるミス

サーブは、片足をサービスボックス内の床に残し、ボールを直接フロントウォールの有効な範囲へ当て、反対側の後方エリアへ入れるのが基本です。最初は速さより、足・当てる高さ・着地点をそろえることを意識し、コーチと一つずつ確認しましょう。
打つ前に、足・前壁・着地点の三つを確認する
サーブを覚えるときは、動きのコツとルール上の条件を分けて整理します。球が前壁に当たればすべて成功というわけではありません。打った瞬間の足の位置、前壁に当たる場所、最初の床へのバウンドを順に見ると、失敗の理由を見つけやすくなります。
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| 打つ瞬間 | 一方の足がボックス内の床に触れ、その足が境界線に触れていない |
| 前壁に当たるとき | 直接、サービスラインより上・アウトラインより下へ当てる |
| 最初のバウンド | 相手がボレーしない場合、反対側のクォーターコート内へ入れる |
| 線の扱い | サービスライン、ショートライン、ハーフコートライン、アウトライン上はフォルト |
ボールは手から放して、床や壁などに触れる前に打ちます。前壁の後に側壁や後壁へ当たる場合でも、最初に床へ落ちる場所が条件を満たす必要があります。細部はJSAの現行規則5.7を確認し、コーチやレフリーの説明と合わせて覚えましょう。
出典:JSA:現行ルールの案内とサーブの説明(確認:)
構えと狙い方は、無理なく入る高さから作る

最初の練習では、線ぎりぎりを狙うより、余裕のある有効範囲へ入れることを優先します。コーチと足の位置を決め、手から放す球の位置と打点をそろえましょう。立つ角度や振り方は利き手や体格にも関わるため、文章だけで一つの形に固定しません。
高さを変えるときは、一つずつ
前壁に当たる高さが毎回大きく変わるなら、力を強める前に、手から球を放す位置とラケットが当たる位置を見てもらいます。ある程度そろったら、前壁のどの範囲を狙うと反対側の後方へ入るかを確かめます。高さと強さを同時に大きく変えると原因が分かりにくいので、一つの条件を変えて結果を比べましょう。
相手が返しにくいサーブを目指す段階でも、先に安定したフォームと合法条件を身につけます。横壁へ寄せる狙いを教わる場合は、前壁に当たった後の方向と相手の位置をコーチに確認してもらいます。最初から角や線を狙いすぎて、フォルトを増やす必要はありません。
練習例:5球ずつ、入った理由と外れた理由を記録する

練習を振り返るには、成功数に加えて失敗した場所も残します。ここでは編集部の練習例として、左右それぞれ5球を一組にする方法を紹介します。回数は公式の基準ではなく、体力やレッスン時間に合わせてコーチと調整してください。
- 人や荷物が打つ範囲にないことを確認し、コーチと立ち位置を決める。
- 同じ側から5球打ち、足・前壁・最初のバウンドを記録する。
- 反対側でも同じ確認を行い、左右で違う点を見る。
- 一番多い失敗だけを次の課題にして、もう一組試す。
| 確認項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 成功 | 三つの条件を満たした球の数 |
| 前壁 | 低い/高い/線に当たった |
| 床 | 短い/反対側へ入らない/線に触れた |
| 足 | 打つ前に足が浮く/線に触れる |
球を拾う人がいるときは、打つ時間と回収する時間を分けます。連続して速く打つことより、次の一球の前に周囲を見て準備を整える習慣を優先しましょう。記録があれば「入らない」という相談を、「前壁には入るが、床のバウンドが短い」と具体化できます。
よくあるミスは、球の行き先と足元に分ける

サーブが入らないときに、すべてを「力不足」と考える必要はありません。足のフォルト、前壁の高さ、最初のバウンドでは見直す場所が違います。失敗した条件を一つ特定すると、コーチの助言を次の練習で試しやすくなります。
| 起きること | まず見てもらうこと |
|---|---|
| 前壁のサービスラインより低い | 球を放す位置、打点、ラケット面の向き |
| アウトラインに当たる・越える | 前壁に狙う高さと、力の調整 |
| 反対側の後方エリアに入らない | 前壁へ向かう方向と、跳ね返った後の着地点 |
| 足のフォルトになる | 打つ瞬間までボックス内に残る足の位置 |
これらは症状と確認先の整理であり、どの人にも同じフォーム修正が合うという意味ではありません。痛みがある場合や動きに無理を感じる場合は練習を止め、自己流で振り方を大きく変える前に相談します。動画を撮るなら施設の許可と周囲への配慮も必要です。
有効なサーブが安定したら、レシーブを含む練習へ進みます。サーブ権が続く場合は左右のボックスを交互に使うことなど、試合の流れも合わせて覚えましょう。得点やレットの詳細は、既存のルール記事で確認できます。
出典・確認先

出典確認日:2026-09-15。競技規則・参加資格・利用条件は、最新の公式案内・大会要項を確認してください。
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