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スカッシュボールの色と種類|初心者向けの選び方と弾まない理由

大会に向けた基準は、ダンロップの黄色2ドット(ダブルイエロードット)の公認球です。一方、初心者の練習では、2ドットより弾みやすい1ドットを選ぶと、次の打球までの時間を取りやすくなります。ただし黄色・赤・青では用途が違うため、「1ドットなら全部初心者用」とまとめず、経験と練習目的に合わせて選びましょう。
大会球の基準はダンロップの2ドット。1ドットは色で用途が違う

まず知っておきたいのは、ダンロップの黒い黄色2ドットが、公認・大会球として使われていることです。メーカーはPRO XXを世界スカッシュ連盟・日本スカッシュ協会の公認球として掲載しています。単に「上級者向け」と覚えるより、大会で使う球と、練習を続けやすくする球の違いとして理解すると選びやすくなります。
| 表示・製品例 | 弾みの目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 黄色2ドット・黒/PRO XXなど | 非常に低い。温めて使う | 大会の指定球、試合を想定した練習 |
| 黄色1ドット・黒/COMPETITION XT | 2ドットより弾みやすいが、メーカー分類では低い | 一般の練習、冬場、2ドットではラリーが続きにくいとき |
| 赤1ドット | 高い | 初級者のラリー、レクリエーション |
| 青1ドット/INTROなど | 非常に高い | 初めての体験、ジュニア、当てる感覚を覚える練習 |
ダンロップの公式分類では、黄色1ドットは中上級者向け、赤は初級者向け、青はジュニア・初心者向けです。「飛びやすい」という感覚を比較するときは、球の速さだけでなく、床で弾んだ後に打つ準備の時間を取れるかも見てください。初心者が最初から最も弾みにくい球に合わせる必要はありません。
「公認球」と「その大会の指定球」は分けて確認する
2ドットのPRO XXは大会球の代表的な選択肢ですが、公認球という区分が2ドットだけを指すわけではありません。メーカーの商品説明では、黄色1ドットのCOMPETITION XTにも公認の記載があります。大会でどれを使うかは要項の指定が優先されるため、「公認と書いてあるから同じ球」と判断せず、製品名とボール本体の色までそろえましょう。
出典:DUNLOP:PRO XXの公認・ダブルイエロードット仕様(確認:)
出典:DUNLOP:COMPETITION XTの用途・公認・仕様(確認:)
出典:DUNLOP:スカッシュボールの種類と選び方(確認:)
弾まないときは、種類・温度・傷みを分けて考える

「床に落としてもほとんど跳ねない」と感じても、それだけで不良品とは限りません。上級者向けボールは冷えていると弾みにくく、プレー前に打ち合って温めます。初心者がその球でラリーを続けにくいときは、適した種類かを見直しましょう。
確認する順番を決めておこう
まず箱や販売ページで製品を特定し、次にコートの環境と準備運動中の弾みを確認します。それでも違和感があれば、ひびや変形がないかを見る、同じ製品の別の球と比べる、という順番にします。条件を一度に変えない方が、冷えたためなのか、種類が合わないのか、球が傷んでいるのかを相談しやすくなります。
| 気づいたこと | 次に確認すること |
|---|---|
| 最初だけ弾みにくい | 製品の温め方と、コート内での準備 |
| 練習中も球を追えない | 経験に合う種類かをコーチに相談 |
| 同じ種類の別の球とは違う | ひび・変形・使用状態を点検 |
温めるために自己流で加熱するのではなく、施設やメーカーの案内に従います。上級者用を無理に使いこなすことを練習の目標にせず、まずはボールを見て、移動して、打つ時間を確保できる条件を作りましょう。
初心者には「球に追いつける時間」が大切
例えば、壁から戻った球がすぐに低くなり、毎回ラケットを差し出すだけで終わるなら、構える練習の回数を作れていません。弾みやすい球へ替えると、足を動かして打つ位置を作り、面を合わせる余裕を取りやすくなります。「簡単な球を使うのは遠回り」と考える必要はなく、その日に練習したい動作を繰り返せるかで判断しましょう。
ただし、弾む球なら強く打ち込めばよいわけではありません。戻ってくる距離も変わるため、最初はコーチの指定した立ち位置と強さで感覚を確認します。一人練習でも、隣の人との距離やコート内の安全を確かめてから使ってください。
初心者・普段の練習・大会前で、ボールを使い分ける

初心者向けの記事では、単に「施設へ相談」で終えず、どんな球を試すかの目安も必要です。次の使い分けを出発点に、コーチと実際のラリーを見ながら調整しましょう。難しいボールを使うこと自体が、上達の証明ではありません。
初めてなら青・赤の1ドット。ラリーを続ける経験から
初回体験や、まだラケットの面に当てる練習が中心なら、青1ドットなどの入門用が候補です。ボールの動きを追い、打つ前に構える時間を取ることを優先します。赤1ドットも初級者の練習やレクリエーション向けです。子どもの場合も年齢だけで決めず、コーチが使うジュニア向けボールや練習内容に合わせましょう。
出典:日本スカッシュ協会:初心者の用具と弾みやすいボール(確認:)
2ドットで続かないなら、黄色1ドットも練習の選択肢
ある程度当てられるようになっていても、2ドットでは低い球を拾うだけになってしまうなら、黒い黄色1ドットを試す価値があります。2ドットより弾みやすく、ラリーをつなぐ練習や寒い時期の練習に取り入れやすい選択肢です。初心者にも状況に応じて勧められますが、初めての人すべてに最適という意味ではありません。黄色1ドットでも難しければ、青・赤の入門用から始めます。
例えば二人の経験差がある練習では、球を選ぶ基準を「上手な人がいつも使うもの」から「二人が狙った場所へ返す練習を続けられるもの」へ変えてみます。そのうえで、速さや球種などの課題を一つに絞ると、ただ強く打ち合うだけになりにくくなります。
大会前は指定された2ドットなどへ合わせる
大会の指定球がダンロップの2ドットなら、試合に近い練習ではその球を使い、温め方や低く弾む球への入り方を確認します。普段の1ドットから替えた直後は距離感が違うため、大会当日だけ初めて使う状況を避けましょう。ただし、フォーム確認には弾みやすい球、試合練習には指定球というように、同じ日に目的別で使い分けても構いません。
- 当てる感覚を覚えたい:青1ドットなどの入門用から試す。
- ラリーを長く続けたい:赤、または経験に応じて黄色1ドットを検討する。
- 2ドットが冷えて弾みにくい:温まり具合を確認し、練習目的に応じて球を替える。
- 試合の準備をしたい:大会要項のメーカー・製品名・本体色を確認する。
出典:DUNLOP:スカッシュボール製品一覧(確認:)
使い終わったら状態を見て、次回と比べられるようにする

ボールを使い続けるか迷ったら、決まった日数だけで交換を判断せず、状態と使用感を記録します。汚れを確認し、メーカーの手入れ・保管方法に沿って扱うのが基本です。大会用と普段の練習用が混ざる場合は、ケースを分けると探しやすくなります。
練習前には表面のひびや変形がないかを見て、違和感のある球を無理に使い続けないようにします。買った日、使った回数、以前と違うと感じた点が分かると、ショップへ状態を説明できます。ほかの人の球と取り違えないよう、名前を記す場所や方法は施設の決まりも確認しましょう。
同じ製品を複数持つ場合は、新しい球を比較の基準にできます。ただし、片方が冷えていてもう片方が温まっている状態では正しい比較になりません。球そのもの、コートの環境、練習内容を切り分けて見ることで、「今日は全然打てない」という感覚を具体的な相談に変えられます。
最初に買う一球は、普段教わる場所で相談するのが実用的です。ラケットや靴と違いを一度に変えず、使う条件を一つずつ把握すると、自分の練習にも役立ちます。
初めて買うときは、用途と入数を確認する
通販では同じ製品でも1球売りと12球入りがあり、商品名の「1箱」と「1球」を取り違えると、想定より多く購入してしまいます。まず試したい人は、施設で借りるか少量から始め、用途に合うことを確かめてから買い足しましょう。普段の練習用と大会の準備用を分ける場合は、それぞれの製品名を買い物メモに残しておくと選び間違いを減らせます。
販売ページでは、黒い黄色1ドットと、白い黄色1ドットの大会向け製品を特に見分けます。商品画像だけでなく説明欄の製品名・型番・入数を確認し、届いた箱と一致するかも見てください。価格や在庫は変わるので、送料を含む購入条件は注文先で確認しましょう。
出典・確認先

出典確認日:2026-09-15。競技規則・参加資格・利用条件は、最新の公式案内・大会要項を確認してください。
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