基本を練習する
スカッシュラケットの握り方|初心者が確認したいグリップの基本

スカッシュの握り方は、親指と人差し指の間の位置を合わせ、残りの指でラケットを支えるところから確認します。JSAの手元図と実物を見比べ、コーチに利き手側・反対側の両方を見てもらいましょう。強く握るだけで、面の向きを整えようとしないことが大切です。
最初は、親指と人差し指の位置を確認する

JSAの基本説明では、親指と人差し指の間をグリップの内側の肩に合わせ、中指・薬指・小指で握り、人差し指を添える形を紹介しています。言葉だけでは位置を取り違えやすいので、公式の手元図を開き、実物と見比べるところから始めましょう。
出典:JSA:グリップの握り方の手元図を見る(確認:)
図を見るときは、利き手が同じか、手のひら側と甲側のどちらから見たものかを先に確認します。鏡のように反転して覚えてしまうと、同じ位置へ合わせたつもりでもラケット面が違う方向を向くことがあります。文章や画像は入口にして、レッスンで手元を見てもらうと理解が確かになります。
- 周囲に人や物がない場所で、ラケットを振らずに持つ。
- 親指と人差し指の間の位置を、公式図と照合する。
- ほかの指で支えた状態をコーチに見てもらう。
- ラケット面の向きと、フォア・バック両側での構えを確認する。
握る力と、面の向きの問題を混ぜない

ラケットがぐらつくと感じたとき、握る力だけを増やす前に、手の位置やグリップの状態を確認します。力の入れ方と面の向きは別の確認事項です。持ち方・表面の滑り・打つときの力みを分けると、何を直すべきか相談しやすくなります。
力を抜くことと、支えを失うことは違う
リラックスしようとしてラケットを落としそうになるほど緩める必要はありません。一方、最初から最後まで強く握り続けて動きにくいなら、その状態をコーチに伝えます。「何割の力」といった数字だけでは人によって感覚が違うため、構えたとき、ゆっくり動かしたとき、球に当てたときの違いを実物で見てもらいましょう。
| 感覚 | 確認する項目 |
|---|---|
| 手の中で回る | 手の位置、太さ、表面の滑り |
| 面を合わせにくい | 握りと、構えたときのラケット面 |
| 腕まで力が入る | 握り続ける力と、全体の構え |
痛みやしびれを、慣れるまで我慢して続けないようにしてください。握り方だけが原因とは限らないので、動きを止めて状況を伝えます。教材を見て自己流で極端な角度へ変えるより、小さな確認を重ねましょう。
太さ・汗・グリップの傷みも確認する

握りにくさは技術だけの問題とは限りません。巻いてあるグリップの厚さや表面の状態も手の収まりに関わります。レンタル品を使っている場合は、別の貸出品でも同じ感覚かをスタッフと確認すると、道具と持ち方を切り分けやすくなります。
滑りを感じる場合は、表面が傷んでいないか、汗で状態が変わっていないかを見ます。オーバーグリップを重ねれば太さも変わるため、滑り対策だけのつもりで追加しても握った感覚が変わることがあります。元の状態を控えてから一つずつ試すと、変更の影響を比較できます。
- 今の巻き方:元のグリップの上に何枚重ねているか。
- 表面:剥がれ、摩耗、濡れたときの滑りはあるか。
- 手の収まり:指が窮屈か、握り込んでも余る感じがあるか。
- 変更後:面の合わせやすさと、滑りの変化はどうか。
レッスンでは、左右の構えを一緒に見てもらう

握り方を確認したら、フォアハンドだけで終わらず、バックハンドの構えでも見てもらいます。正面から見た静止姿勢と、実際に球へ近づいたときの動きは同じとは限りません。少しずつ動きを加えて確認し、一度に多くの修正を抱えないようにしましょう。
| 場面 | 聞きたいこと |
|---|---|
| 静止して持つ | 指の位置とラケット面が合っているか |
| ゆっくり構える | 左右で不必要に握り直していないか |
| 簡単な球を打つ | 打点へ入ったときに持ち方が変わっていないか |
| 練習後 | 次回までに確認する点を一つに絞れるか |
動画を撮ってよい施設なら、コーチと確認したい場面を決め、撮影許可を得て記録します。ほかの利用者が映らないようにし、見返す際は指先だけでなく、構えと面の関係も確認します。左右どちらが難しいかをメモに残すだけでも、次の説明が具体的になります。
ラケットを買い替える判断は、こうした基本の確認と切り分けます。現在のラケットで持ち方を調整できるのか、重量や太さを見直す必要があるのかを整理してから、用品の選び方の記事へ進んでください。
出典・確認先

出典確認日:2026-09-15。競技規則・参加資格・利用条件は、最新の公式案内・大会要項を確認してください。
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