道具を手入れする
スカッシュのガットはいつ張り替える?テンションと相談のポイント

ガットの張り替えは、切れたときだけでなく、傷みや以前との打球感の違いも相談のきっかけになります。一律に何か月・何ポンドと決めず、ラケットの推奨範囲と現在の設定を確認し、ストリンガーへ変えたい点を伝えましょう。
張り替え時期は、状態と使用感の変化から考える

練習頻度や使うガットが違えば、同じ期間でも状態は変わります。まず、ほつれ、交差部分の傷み、切れなどがないかを見て、以前より球を扱いにくく感じる場面も記録します。使用期間だけで「まだ大丈夫」と決めないことが大切です。
| 状態・感覚 | 店に伝える情報 |
|---|---|
| ガットが切れた | 切れた場所、使用期間、直前の状況 |
| ほつれや傷みが目立つ | 気になる部分の写真、利用頻度 |
| 打球感が以前と違う | いつから、どのショットで感じるか |
| 設定が分からない | ラケット型番、購入時から未交換か |
打球感の変化がすべてガットのせいとは限りません。ボールの種類や温度、グリップの変更など、同時に変えたものがあれば一緒に伝えます。フレームやグロメットに傷がある場合は、張り替える前に本体の状態も見てもらいましょう。ガットの交換だけで解決できるかを確認するためです。
テンションは、メーカー推奨範囲と単位を確認する

テンションは張る強さの設定で、ポンドやkgなどの単位が使われます。同じ数字でも単位が違えば意味は変わります。最初に手元のラケットと同じ型番の推奨範囲を確認し、縦・横の指定も含めてショップへ伝えるようにしましょう。
一つの製品例を、全モデルへ当てはめない
DUNLOPのCX120では推奨テンションが20〜30ポンド、横は縦の80%と案内されています。これは同製品の指定例で、ほかのメーカーや別モデルに一律適用する数字ではありません。型番が似ていても世代が違う場合があるため、ラケット本体の表示と公式仕様の両方を見て、ストリンガーに確認してもらいましょう。
出典:DUNLOP:CX120の推奨テンションと縦横指定(確認:)
HEADは、張力を変えると打球感も変わることや、専門のストリンガーに相談することを案内しています。低い張力と高い張力の一般的な傾向を読んでも、そのまま自分の最適値が決まるわけではありません。前回の感覚を基準に、変更幅を店と相談する方が比較しやすくなります。
出典:HEAD:スカッシュラケットのストリングと張力(確認:)
ガットの太さと種類も、張力と一緒に記録する

「同じポンドで張ったのに違う」と感じたら、ガットの製品や太さも確認します。張力だけで打球感が決まるわけではありません。素材や構造、ゲージの違いも含めて比較し、一度にすべてを変えないようにすると、自分の好みを整理できます。
HEADの案内では、細いガットと太いガットで打球感や耐久性の傾向が異なると説明しています。ただし、太さだけを見て全製品の寿命や性能を順位付けすることはできません。スカッシュ用として適した製品か、希望のラケットに張れるかを店へ確認し、価格と工賃を含めて候補を選びましょう。
| 項目 | メモの内容 |
|---|---|
| ラケット | メーカー、型番、世代 |
| ガット | 製品名、太さ、素材の案内 |
| 張力 | 単位と縦横それぞれの指定 |
| 感想 | 球の飛び、狙いの合わせやすさ、気になる変化 |
注文時は「今の状態」と「変えたいこと」を伝える

ショップへ相談するときは、専門用語だけを並べる必要はありません。現在の設定が分かる資料と、変えたい感覚を一つ持っていけば、候補を絞りやすくなります。切れた場合は張り替えの可否と納期を先に確認し、必要な試合日に間に合うかも聞きましょう。
そのまま使える相談メモ
「このラケットを週に○回使っています。前回は○月に、○○というガットを縦○・横○ポンドで張りました。最近は○○と感じます。推奨範囲内で、前回と比べやすい変更を相談したいです」と伝えます。分からない項目は無理に埋めず、購入時のままか、前回の控えがないかを説明しましょう。
受け取り時に確認すること
依頼した製品と太さ、縦横の張力、料金を控えに残し、次回も参照できるようにします。ラケットの状態について店から説明があれば、その内容も一緒に保存しましょう。次の練習では同じ球を使い、変更後に感じた点を短く追記すると比較に役立ちます。
- 税込総額:ガット代、工賃、交換部品代を分けて確認する。
- 納期:持込日と受取日、配送がある場合の時間を確認する。
- 本体の状態:傷やグロメット交換の必要性を見てもらう。
- 使用予定:直近の大会日を伝え、試す時間も確保する。
出典・確認先

出典確認日:2026-09-15。競技規則・参加資格・利用条件は、最新の公式案内・大会要項を確認してください。
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